四季咲き性のバラ~花がら摘みと切り戻し

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ここのところの気温の上昇で、バラが一気に満開を迎えてしまいましたね。
綺麗な満開の風景を楽しめるのは嬉しいのですが、
一気に咲いてしまうと花がら摘みも大変です。

バラの剪定作業と言えば・・・夏剪定とか冬剪定とかいう言葉を聞いたことがありますよね。
四季咲き性のバラの剪定は主に9月頃と、落葉期に行うものなのですが・・・

それ以外にも「切らなければならない」作業があるのです。

花が咲いた後に「花がら」を切り取り、さらに枝を「切り戻し」をするという作業。
花がら摘みと切り戻しです!
これをきちんとやれば、9月の剪定時期までに、良い状態で再び花を咲かせることができるのです!

と、いうわけで、

今日はこの、「バラの花がら摘み&切り戻し」について簡単にご説明しようと思います。

四季咲き性のバラの系統には、主な系統にフロリバンダとハイブリッドがあります。

フロリバンダ=四季咲き性の中輪房咲き→数輪が房咲きになって咲くタイプ

ハイブリッド=四季咲き性の大輪→ひと枝に大きな花が一輪づつ咲くタイプ

今回はフロリバンダをモデルにご説明しますね。(基本的にやり方はほぼ同じです)

フロリバンダは

このように房になって蕾がつき、順番に咲いていきます。
すべてが咲き終えるまで放っておくと、先に咲いた花の花びらが落ちて
下の枝葉にこびりついたりして、病気の原因になったりしますし、
見た目もちょっと汚くなってしまいます。

だからできるだけ咲いた順に花を摘み取るのが理想的。
咲いた花の中心に親指を当てて、花をつかんで下にグイッと捻るとぽきりと折れるので、
基本的には手だけでもできる作業なのですが・・・
フロリバンダのように回りにたくさんの蕾が残っている場合は
慣れていないと蕾を傷つけてしまう場合もあるかもしれません。
なので、とりあえず咲き終えた花からハサミで切り取ってみてください。

写真の黄色線の部分、咲いた花の付け根の部分を切り取ります。

これが花がら摘み。これだけなんです。簡単でしょ?

咲き切った状態がこちら

花がらを摘んだあとがこんな感じ

赤丸の部分が花がらを摘んだあとの状態です。
花がらを摘むと下に隠れていた咲きかけの花や蕾が見えてきて見た目もリフレッシュします。

次にやることは切り戻し。
図のように咲いた花から切り取っていき、

だいたい全部咲き終えたかな?という時点で、健康で大きめな5枚葉の上にハサミを入れます。

そうすると切った部分から新しい枝が伸びてきて、再び花を咲かせてくれますよ。
5枚葉がたくさんあって迷った時には、「次に伸びて欲しい方向」の葉の上で切りましょう。
そうすると株全体のバランスが整います。
どっちかというと外向きの葉の上で切る方がうまくいくかな。

なお、ハイブリッドのバラの場合は、枝先に大きい花が一輪咲く性質なので
咲き終わったら直接5枚葉の上でカットしてOKです。

ここまでが花がら摘みと切り戻しのだいたいの流れです。

新しい枝が伸びてきて、再びバラが咲き始めたら、やっぱり同じように花がら摘みを行いましょう。
一番目の満開よりは控え目の咲き具合のはずなので、作業も少しは楽かも・・・

そしてその後は夏の剪定に入るわけですが、これはまだ先のお話。
今のうちから勉強しておこうという熱心な方は、ぜひこちらをご覧くださいませ。

四季咲き性のバラ・・夏の剪定

バラは手にかければかけるほど、必ず手ごたえがあります。
正しい手入れの方法を知って、よりよい花を咲かせたいですね。

Writer:OMORI ATSUKO

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