「リノベーション」とは・・住宅用語で、ライフスタイルから考えなおし住環境をつくりあげる事。
対して一般的に住宅で定義される、リフォームは(=新築状態に戻すこと)、つまりリフォームが住宅構造物そのものを対象にしているのに対し・・
リノベーションは住まい手の暮らしぶりの変化にあわせて住環境を再構築していこうとする事。住宅もライフスタイルも多様化で選択肢は増えています。一方でお庭も、手入れを職人に任せて維持管理する従来のようなお庭から
住まい手がお庭で何をして過ごしたいのかを逆提案しても良い環境は整っています。あなたが育てた花を愛でながらお友達とお茶をしたり・・
オーガニックでハーブや野菜を育てて家族で料理を楽しんだり・・
アプローチに樹木をたくさん植えて雑木の庭で安らいだり・・
山の中のようなナチュラルガーデンを都会の住宅地に再現したり・・
大きなウッドデッキでペットと昼寝時間を共有したり・・
お庭に小さなログハウスを建てて休日に趣味仲間と語らいだり・・
ファイヤーピットとガーデンキッチンでお庭をパーティー会場に・・
好きな薔薇達のために自分専用にお庭を造り替えたり・・それには・・あなたのライフスタイルに合わせてお庭の持つ役割や機能を変化させる必要がでてきます。
私達が提唱する「経年優化」するお庭。
人工構造物が中心のお庭では時間の経過と共にお庭も劣化してゆきます、しかしナチュラル(自然)な素材(木や石やアイアン)と草花と樹木を中心に据えたお庭は使い込む程に趣も味も増してゆくのです。
流行にも左右されない自然な景観の中で趣を増して朽ちてゆく木やアイアン素材のフェンスや門柱達、風化する石の模様は経年するほどに愛着が・・ブリキや木製の雑貨・ポットも同様に緑を引き立て花樹の彩りを感じさせます。
植物は根を張り土地に馴染み想像を越えた広がりを見せ・・幾重にも絡み、日々変化を見せながら複雑な生態系をあなたのお庭につくりあげてゆくのです・・想像するとワクワクしないでしょうか。
そんな月日が経つほどに、お庭が暮らしに溶け込み成長していく(経年優化していく)、そんなお庭づくりを私達はお手伝いしたいのです。
外構・エクステリアの犠牲になるようなデザインはしない
机上のデザインでは植物は育ちません、土壌、水はけ、風、日当たり等、お庭にはそれぞれの環境があります。
それらを無視して綺麗な構造物だけを造っても時間の経過と共に植物は弱っていき・・やがて枯れてしまったり大きくなりすぎて手に負えなくなったり。
まずは3年後・5年後の植物の成長から考える庭造りをご提案しています。
施工直後のお庭は少し寂しいくらいが丁度良いかもしれません・・暮らしと共にあるお庭は住宅展示場ではないのですから・・。
樹木は数年で驚くほど成長します・・
グランドカバーも1年で地面を覆います・・
そしてお庭は彩を増してゆきます・・
それは・・それは・・見事に。
半永久的という幻想・・人間は飽きる生き物
敬愛する「ターシャ・テューダー」。彼女も語っていたお庭の事。
庭仕事のほとんどは草取りと掃除であると・・そして、その手間を楽しめないとお庭を楽しむ事はできないとも。
週に何日も手に土を付けながら・・ズボンの裾を水で濡らしながら・・お庭を眺めているから感じる日々の小さな変化があります、四季の植物の成長に一喜一憂する楽しみが生まれます。
科学技術の目覚ましい進歩で数十年・・半永久とも思える耐久性を備えた建材やエクステリアの誕生。しかし多くの場合、5~15年で取り替える事が多い事実。
結局、人間には同じデザインで永久的に我慢する事は難しいのです・・それは飽きるから。ならば耐久性は10年位が丁度良いサイクルなのではと感じています。
だって、10年後には違うデザインに生まれ変わる楽しみがありますから・・
工場では造れない天然素材が大好きです。
施工に使用する石材やレンガやタイルや木材達。海外の製品が多いのは洋風のお庭を造る事が多いから・・
県内だけではなかなか手に入らない素敵な素材達・・でも全国を独自に探すと結構あるのです・・個性豊かな天然素材の素敵な素材が・・決して工場では造れないものがね。
だから私は全国の輸入業者さんから調達しています。国も英国はもちろん・・アジア・欧州・豪州・米国・イタリア・ブラジルなど産地は沢山。
そんな調達の手間も惜しんではいられないくらい素敵な素材達をお届けいたします。
学校や教科書では教えてくれない・・植物の事。
本には育つはずの花や樹と書いてあるのに・・この地域では育たないはずの植物のはずなのに・・
人間の思うようにはなってくれない草木や樹木達。植えている場所を少し変えただけで元気になる花だってあります・・それが自然の生き物だと思います。
人間でも暑さに強い人、寒さに強い人が居るように・・同じ植物でも個性があったりするんです(私の体験的に)。だから正解は探さなくちゃわからないのがお庭です。
学校や教科書では教えてくれない勉強・・この仕事ってそんな知識かもしれません。
毎年、実家のある北海道旭川市に帰ります、そこには愛知とはまったく違う生態系に身を委ねて育つ植物達がいます。
私と同じ北国生まれの寒さに強い草樹や花達・・眺めては一人でニヤニヤしている怪しいオジサンと化してます。
世界で一つのハンドメイドで彩る世界。
Favoriの事務所と工房では・・独自サービスを準備中です。
お庭をデコレーションする雑貨やウッド製品、アイアンを溶接して造る、あなただけのアイアン・アーチやオブジェも順次揃えてまいります。
2016年2017年にオープンするネットショップでも完全ハンドメイドのファヴォリオリジナル商品をご購入頂けるよう進めています。
もちろんお庭の施工にもお使いいただけますよ。ご要望の製品を可能な限りお造りする設備とシステム構築中です。
2016年2017年には全てのサービスをお届けできるよう頑張っております。
ジャルダン・ファヴォリ代表 杉尾 清志
Jardin Favori Sugio Kiyoshi