寒い間からずっと楽しませてくれたクリスマスローズたち。
まだ花が咲いているように見えますが・・・
中を覗いてみると種ができつつありますね。
真ん中の膨らんでいる部分が種です↓
このままにしておくと、どんどん種の方に栄養が行ってしまい
株が弱ってしまいます。
そうすると、来年の花付きに影響するので
この時期に、花を摘み取る作業をする必要があります。
このように、花の部分だけではなく、茎の下の方からハサミで切り取ります。
植物の種類によっては茎の付け根で切り落としても良い場合もありますが、
クリスマスローズは切ったところからばい菌が入ることがあるので、
根元のほうは少しだけ残しておくのが良いみたいですね。
残した茎は自然に枯れるのを待ちましょう。
えー、まだもう少し花を見ていたいのに!
なんて思われる方には・・・
こんなふうに切り花にするのもお勧めです♪
うつ向いて咲く花なので
少し高さのある容器を用意したほうお花の顔がよく見えます。
何株も育てている方は、
あえて少し種のついたところを残しておくのもいいかもしれません。
種が飛んで、知らないうちに発芽しているってことが結構あったりしますからね。
そういうのを見つける瞬間も楽しいものです。
花柄を摘み終えたら肥料も忘れずに。株の周りに固形肥料を与えておきます。
夏には休眠状態になるので肥料は与えずに木陰でお休みさせましょう。
環境さえ良ければ放っておいても育つイメージが強いクリスマスローズですが
ひと手間かけることで来年もより良い花を咲かせたいですね。