住宅部分の縁側が良き昭和の香りを残した趣のある和のお庭です
東海市 M様邸
12尺の脚立でやっと届く高さの丸いカイズカイブキがある、先代から大事にされている和庭。珍しい松が二本あり、住宅部分の縁側が良き昭和の香りを残した趣のある和のお庭です。
2日間かけて行った冬の剪定と刈込ですっかり綺麗になりました。
松の剪定担当は例年通り女性スタッフTakumiの仕事。以前居た会社でも一番松の剪定をやっていたという彼女・・ベテランです。
この日の私は庭師です。刈込に剪定に大忙しの1日。年末は例年剪定シーズンになります・・綺麗なお庭で正月を・・皆さん願いは同じようです。
見事な松と大きなカイズカイブキ(左)と黄色い紅葉のコントラストが冬のお庭に映えます。
松は樹形の素晴らしい入り口と右側には樹高の高いものが2本。夜は灯篭も燈って和の佇まいを照らします。
12尺の脚立でやっと刈込める大きなカイズカイブキ(左)。表面を綺麗にすると丸いシルエットが出てお庭に華を添えます。
夕日に透かしたモミジの紅葉が綺麗だったので1枚撮りました。
冬の剪定は夏よりも抑えて切ります。そのほうが樹本来の樹形を保てて見た目にも綺麗なのです。1年に2~3回の剪定なので樹木毎に季節に合った剪定が可能になります。1年に1回だと樹木全てを短く切ることになり花芽も残しにくく花付も悪くなります。