知多市 F様 2つのコンセプトで造るナチュラル・ガーデン
※施工前のイメージ図
知多市の高台にある大きな敷地の中に新居を建てられたF様。お庭部分も大きくて裏手には旦那様がゴルフの練習場を造っておられました。私達は正面にある2つのお庭スペースをお任せ頂きました。
1つめはエントランス部分の駐車場に面する部分、もうひとつは住居部分にある大きなガーデンスペースです。正面はお客様を迎え入れる華やかさを・・住居部分はナチュラルな雑木を思わせる中に和の要素も入れた雰囲気。通常のお宅なら1本でも余りあるシンボルツリーを4本季節に応じて色が出るように使いました。また、エントランスにはアイアンベンチを使って季節の華や雑貨などでお客様を楽しませるように設置、植物も様々な種類を自然に育つように植栽しました。
エントランスのお庭スペース部分
オリーブを2種植栽してメインツリーとし、四季を通じて色が途絶えない植物構成にしています。門扉付近にはアイアンベンチを設置し訪れるゲストを季節毎に楽しんで頂ける空間にしています。
まずはエントランスの下調べから構想を練ります
エントランスにはオリーブを中心に華やかな色が出るように植栽
まだ植物達は冬で小さいですが春からの成長が楽しみです
このアイアンベンチを奥さまが季節に応じて楽しまれる空間です
住宅空間にあるお庭スペース部分、高木を3本(モミジバフウ・トキワヤマボウシ・キンポウジュ)配しアベリアとユキヤナギそれぞれ数種類を植栽し敢えて自然樹形で造形的になるよう育てます、その下にはグランドカバーとなる数種類の下草が数年で一面を覆うようになるでしょう。冬から春にはクリスマスローズがお庭の彩りを絶やしません。
こちらは住居空間にあるお庭です、まずは採寸と環境や景観を考慮して構想を考えます。旦那さまが購入されたモミジバフウを中心に考えていきました
石板で階段を造っています、これで最上部まで登れます、また鉢や雑貨も置けます
大きな樹木の植栽が終わったら低木や下草の植栽に移ります、夏を想定して過植にならないように植えていきます
適度に石で傾斜の土留めとナチュラル感が出るように配置しながら植栽作業は進みます
一通りの作業が終了したところです、まだまだ空間が多いですが、この段階であまり過密にすると丈夫に育ちません
多様な植物が自然に根を張って育つ事で自然な空間が出来上がっていきます2年後を考えての植栽です。数年で全く景観の違った自然な生態系が出来上がる予定です
ご主人様がご購入されたモジバフウは落葉樹なので他の樹木は常緑樹で構成しました。エントランス正面には大きな桜もあり、落ち葉の処理も考えてのチョイスと春夏秋冬を常に花と緑が楽しめる草花で構成しました。