真冬の花 ロウバイ

ロウバイ
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寒空の下、透き通るような明るい黄色の花が目を引きます。

(こちらは剪定で伺うお客様のお庭のロウバイです)

とても甘い強めの香りが特徴で、ただ今花盛りです。通りすがりに見つけると道路の向こうでも必ず近寄っていって香りを楽しみます。

じきに咲きだす水仙と同じく、この香りをかいで「早く春が来ないかなぁ」とポカポカ春に思いをはせています。

ロウバイは、ロウバイ科ロウバイ属の落葉樹。

ザラザラとした肌触りの大きめの葉で、樹形は見栄えのするような樹ではないので開花期以外は気が付かないことが多いかもしれません。

かなり日陰でも丈夫に育つので、木々の間で花が咲いているのを見つけて「あんなところにあったのか」と気づくこともあります。

12月頃、冬の剪定で伺うお宅ではまだ落葉していないのだけれど、葉の下にはぷっくりとしたまぁるい蕾がたくさんついていて、咲いた時に枝全体が黄色く見えるように余分な枝を剪定してきます。

「キレイに咲くんだよ~」

「あんたカワイイね~」

「この子もいいね~」

とか心の中で話しかけながら(たまに声に出して独り言を言ってる時も・・・

楽しく剪定させていただき、私って幸せだなーてつくづく感じる時間です。

(他業種で働く友人からは「植物に向かってこの子って・・・」と若干引き気味に見られることも多々・・・)

和風のお庭に似合うロウバイは、最近の洋風な住宅や生活スタイルからお庭に新しく植えられることがとても少なくなっていて、町の中で出会うことが貴重になりつつあります。

なので余計に見つけると話しかけに行ってしまいます(笑)。

寒い時期で花持ちもとても良く長く楽しめる樹木なので、まだもう少し出会いを求めてキョロキョロしてみようと思います。

さて、ロウバイの次は梅の花が待っています。

毎年梅の花見をさせていただいているお客様のお宅に、今年も伺う予定です。

かわいらしい色の梅の樹なのでこちらも写真に撮って来ようと思っています。

内匠真樹子

植物博士の異名を持つ園芸と庭師の顔を持つファヴォリのガーデナー。 菜園から松剪定まで当社で一番植物に触れている人です。 植物が育たないと言われた土地を幾つも...

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