艶のある鮮やかな花びら、グラデーションがかかった花色
品種によって花の形もそれぞれ違いがあったりして・・・
まるで伝統工芸の熟練の職人が作った工芸作品のようですなぁ~(←うっとり)
「まどか」の名がつくこの花は、キク科のキンセンカの仲間なんです。
キンセンカといえば、昔から畑なんかによく植えられているお花だし、
なんとなく素朴なイメージなんですけど・・・
でも、この「まどか」には大変オシャレな名前がついているのです。
アーモンドミルク、オレンジバームクーヘン、レモンマドレーヌ、チーズトルテ・・・
他にもあったけど忘れてしまいました(^_^;)
これ、全部まどかの品種名なんです。なんだかちょっと楽しくて美味しそうでしょ?
秋に植え込んで、夏手前まで長く楽しめる優れもの!
おまけに手間いらずでモリモリ育つ丈夫な子です。
昔ながらのキンセンカは一年草ですが、まどかは多年草。
夏を上手に越すことができれば、毎年楽しめます。
何より、私がこの花を好きな理由は・・・
真冬の寒い中、鮮やかな黄色が気持ちを明るくしてくれるから。
冬から春に移り変わるこの季節・・・庭に彩りを与えてくれる貴重な存在です。
ひとつだけ気になる点は、日陰だと花が開かないことくらいでしょうか・・・
曇りの日は閉じたままお休みしてしまいます。
その他に気をつけることは、ひと株で直径30㎝くらいの大株に育つので
株と株とのスペースを開けて植えることくらいかな?
マイナス点をひいてもなお、お勧めしたい!
花柄摘みなんてしたくなーい!というめんどくさがり屋さんにもお勧めですよ。