成山ひだまりクリニック様|開院に伴う花壇の植栽デザイン

ガーデンデコレーション

2017年8月に開院する大きな病院からのご依頼でした

植Planting Design:Sugio Kiyoshi
works:Satake Yuta / Takumi Makiko

通院される患者さんが足を留めて眺めるような花壇

お問合せ頂いた時期はまだ病院が建設中の忙しい時期でした。医院の建物と花壇の図面とパース図を頂き・・あとはほぼお任せで「素敵なデザインにして欲しい」というご依頼でした。そこで色々考えて・・

1.一年中彩がある事(でも花のみでなく草花で彩を)
2.山の雰囲気を醸し出す事
3.手入れが楽で日陰や寒さにも強い植物(日照が朝と夕のため)
4.成長の遅い樹木(天井が低いため)
5.花壇なんだけれど庭のようにする
6.患者さんが立ち止まって眺めてしまう

この条件でデザインしました。先生には一目見て気に入って頂いたので段取りは早かったです。また、栗石は採掘場まで行って色味は良いものを選んできました。

施工面積:約25平米(花壇3か所)
施工範囲:植える樹木と植物のチョイス・植栽作業・装飾資材のチョイスと設置
選定植物:トキワヤマボウシ・アジサイアナベル・マホニアコンフーサ・オタフクナンテン・アオキ・ヤブラン・ユキノシタ・ツワブキ・セイヨウイワナンテン・ハツユキカズラ・クリスマスローズ・アベリア(ホープレイス)
装飾資材:栗石(鵜沼石)・クルミの殻

成山ひだまりクリニック
診療科目:泌尿器科・内科・皮膚科・外科
住所:〒497-0050 愛知県海部郡蟹江町学戸1丁目39番地
電話:0567-94-7680 休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
HP:成山ひだまりクリニックHP

トクワヤマボウシの植栽

待合室前の樹木スペース。
ガラスの向こうは待合室になっています。上部は天井が近いため成長の遅いトキワヤマボウシを選びました・・しかも3か所ある花壇で一番日が当たらない花壇でもあるので半日陰でも育つ条件にも合います。

栗石と下草

日陰が多いなら逆に山野草的な植物や和庭に合う植栽で雰囲気も造れると判断して植物を選んでいます。錆色が多い栗石もそんな山のイメージを造ってくれるアイテムです。

院内からも見える植栽

樹木の裏にもヤブランやツワブキ、アオキといった日陰向きの植栽をしています。

病院正面のL字の花壇

病院入口横のL字花壇。
ここは一部朝の日が当たります。そこで日向きのアベリアと日が当たりにくい場所とで植栽のバランスを変えています。

山野草を中心にした植栽花壇

ここは日が当たりにくい場所。
下草系と地被を多めでモサモサ育つより緑と少しの花の色で背丈も高くならないものを選んでます。

ナチュラルな植栽の花壇

クルミの殻の効果。
土を隠して防草効果もあるのですが・・デザイン的に考えると和庭や山野草的なものが多いので地味目になりがちな花壇をお洒落に見せる効果も大きいです。

看板したの下草達

看板下の植栽。
クルミの殻と錆色の石との間の緑はコントラストが見事に合います。来年はアベリアの薄いピンクの花を加わるので春の彩はイイ感じでしょう。クリスマスローズもあるので冬にも彩を欠かさないと思います。

細い西側花壇

こちらは待合室の奥にある細い花壇。
ここはほぼ西日だけしか当たらないので日陰でも育つマホニアコンフーサを中心にハツユキカズラとオタフクナンテンで寒い時期の彩を演出予定。

日陰でも育つ植物達の花壇

西日がこんな感じで差し込みます。
丈夫なハツユキカズラが地面を覆うと新芽のピンクが目を引くはずです。春にはコンフーサの黄色い花もアクセントになります。

クルミの殻を敷詰めて防草

花壇らしくないけれど庭として造りました。
人通りもかなり多いので植物が育ってくると凄く目立つ場所になります。来年春が楽しみです。

病院の花壇を一望するアングル

病院正面から見た花壇。
何より医院長先生が植物を好きで自ら水やりをして楽しいとおっしゃる方なので愛情を注がれた花壇は綺麗になってゆきます。

当社は商業施設より何故か病院や診療所などからのお問合せが多い気がします・・不思議だけれど。やはり植物が生き生きしているお庭や花壇は元気をくれます。そんな仕事が受けているのかな~とスタッフで想像したりしてます。

杉尾 清志

ナチュラル・ガーデン・デザインを中心にしたデザイナー。 ビビットカラーをお庭に散りばめる独自のスタイルを持つ。 都会や住宅地に山のような風景を再現するのが好...

プロフィール

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