築20年以上の住宅とエントランスを明るくする施工
最大の課題の答えは圧迫感を無くす事でした
カーポートも兼ねた木製の大きなウッドデッキを撤去した後・・どうするか・・
この問題に様々なアイデアと施工方法を練る事・・半年。元のデッキと同様のものをアルミ建材で造る案や大きなゲートアーチ案など一番コアになる問題で苦戦しましたが・・最終的に開放感を優先しエントランスに光を入れる案になりました。今回はアルミ建材を使う事で光を取り込みやすく・・また、アルミフェンスで高所に取り付ける重さの問題もクリアーでき住宅の雰囲気に合わせたリフォームとアンティーク素材も取り入れて、当社としては今までにないハンドメイドとメーカー製品との融合という面白い施工になりました。
施工面積:約60平米
施工範囲:既存デッキの撤去・駐車場土間リニューアル・カーポート設置・擁壁塗替・アルミフェンス設置・アイアンフェンス設置・レンガ花壇製作・階段乱形石張・門柱リニューアル・ガーデンライト増設・飾柱造替・立水栓製作・花壇植栽・表札・ポスト・インタホン・物置(木・スチール)
使用製品:三協アルミカムフィー(カーポート)・三協アルミアクセンティア(ボーダーフェンス)・LIXILジオーナYS/タカショーモクプラボード(アルミフェンス)・四国化成BCF6型(アイアンフェンス)・OnlyOneノイエキューブ(ポスト)・美濃クラフトSP-32(表札)
開放的にするためのシンプルなカーポート。
ただ高さは標準より高めにしてあり3mを超えます。圧迫感なく後ろの家のレンガやフェンスも景観に入れて天井が高いので全く圧迫感がありません。
施工前のウッドのデッキ付カーポート。
比較すると圧迫感がなくなったのが分かると思います。後ろの壁もベージュ系の漆喰で明るい壁になり後ろの住宅まで光が届くようになりました。
通りから見るとレンガがアクセントになってベージュの壁とグリーンが調和しています。
アンティークレンガの花壇。
もともとあった細い花壇の周りに囲うようにアンティークレンガで花壇を拡張しました。
花壇の横には奥様の提案で花台を造りました。
エクステリアだけだと綺麗すぎる景観もレトロなポイントを所々に入れると柔らかい雰囲気になります。
駐車場の土間にもレンガラインで曲線を入れて・・ちょっとわかりにくいですが土間コンの表面は刷毛引きで曲線の模様を入れてます。
両側にある階段には乱形石。
もともとは洗い出しでしたがすっかり黒ずんで暗くなるのでオレンジ系の石でかなり明るくなりました。
こちらは玄関側に階段の乱形石。
ここだけ見るとちょっとしたリゾート地のホテルみたいに見えます。
LIXILのジオーナフェンス。
上の2枚はLIXILさんのジオーナフェンスですアルミの形材フェンスですが木目が非常に綺麗です。この高所に取り付けるので軽量のアルミが良いですね。
花壇裏のフェンスはタカショーの樹脂フェンス。
こちらはタカショーさんの樹脂フェンスのモクプラボード・リアルです凹凸のあるリアルな板になっています。
駐車場裏はアイアンフェンス。
四国化成さんの鋳物アイアンフェンスを使ってます。カーポートの黒と非常に相性が良くてエントランスが締まりますし光をしっかり通すので開放感を損ないません。
造り変えた門柱です。
住宅の雰囲気に合わせてブリックレンガにしていますが、家と同じ製品が廃盤になっていて新製品を使ってます。前面下は花壇になっています。
裏から見た門柱。
ボールライトは既存ものを使用して手前の新設したマリンライトは足元を照らすようにしてます・・かなり明るいそうです。ただこの門柱のブリックはもう少し綺麗に後日やり直す予定です。
最近定番になってきた木製の立水栓。
水受けは使わないという事でありません。主にホースを伸ばして裏のお庭に散水するのが目的です。
これは大工さんに造ってもらった木製物置。以前のものが朽ちてきていたので取り替えました。
次のページでは施工前と施工中の様子が見れます。
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