試行錯誤の制作でした。
ご依頼のフェンスは耐久性よりも撮影で映える事。
つまり材料探しから始めました。新品の木材をエイジングでもと考えましたが・・リアル感に劣りますし耐久性ではないので古材でも良いと考えました。
そこで古い木製のパレット探しが始まりました。
しかし古すぎるとダメだし新しすぎると剥がすのに一苦労です。どうにか4枚ほどのパレットを確保して解体し木材確保。
次は綺麗にして塗装です。
ここで塗装後に風化で割れたような風合いになる薬品があるという事で入手。下地は茶系で白いペイントが剥がれると下地が見えるという手筈でした。
同時進行でフェンスの柱と横板の設置が進んでいます。
ペイントした古材を撮影用のフェンス側(内側)に張ってゆきます。かなりいい感じに朽ちています。
このままでも全然使えそうですが・・撮影では白いほうが良いという事であくまで白いフェンスを目指します。外側は普通です。これで内側の準備が終わりました。
次のページでは、いよいよ白い塗装と外側のフェンスの施工がご覧いただけます。