お庭の半分を可愛い土間スペースと植物が一杯のナチュラルな植栽空間に・・
大府市 F様邸
奥様と長女のお姉ちゃんがデザインの打合せから素敵なアイデアを沢山持ってきてくれました。
土間の丸いカラフルな石と足跡は恐竜大好きな弟君の発言から・・。そんな感じで私達とご家族皆で造った素敵なナチュラルガーデンが完成。施工期間には台風が2個も続けて到来して工期の心配もありましたが・・晴姉弟のお陰でしょうか。報道のわりにこの地域には影響少なくてホッとしました。お庭のほうは芝生が一杯の子供達が走って遊べる大きな庭から・・子供の成長に合わせて植物が溢れるお庭。そんなリノベーション・テーマを主眼にデザイン。お花好きな長女のお姉ちゃんの植物とお庭の施工に注がれるキラキラした眼・・畑や土の中を虫を探して駆け回る弟君の毎日が発見で満ちている顔・・実は・・至る所に来春眼を出す種が仕込んであります。
来春にはグングン成長して溢れる草花に驚く顔が目に浮かびます。そんな施工するスタッフ皆が子供達に癒されている現場なのでした。あとは・・クリスマスまでにガーデンライトの設置で子供達を驚かせたいな~
施工前の東側から見たお庭です。お問い合わせ当時はまだ夏で芝生も青々してました。
施工後の東側から見たお庭。施工終了はもう秋も終盤の頃・・芝生は黄色くなってきました。
施工前の西側から見たお庭です。これだけの芝生があると子供には遊びがいがあるお庭です。
施工後の西側から見たお庭。子供達の成長に合わせて遊具を撤去して植物が溢れるお庭に変貌です。
リビングとキッチン、和室からも一望できる広めの植栽空間には・・オリーブやトキワマンサクなどの常緑樹を中心に宿根草や多年草が植えてあります。
住居側のラインにはアンティークレンガと砂利で仕切りって芝生の侵食を抑えます。また、枕木(擬木)とレンガの脇には球根が埋め込んであり来年の2~3月に顔を出して春に可愛い花を咲かせます、これはレンガも枕木(擬木)も砂決めだけでセメントは使っていないのでできるナチュラルな試みです。
こうして見ると土間の大きさがわかります。お庭の半分近くもある土間・・普通だと駐車場のイメージのように地味な外溝なのですが中に使っている4色の四角の天然石(ピンコロ)で造ったカラフルなサークルが外周を囲むアンティークレンガと相まってポップ感を出しています。奥様が絶対に欲しいとおっしゃった寛げるスペースでは子供達が毎日走り回っています。
水場には元々樹脂の普通の立水栓がありましたが・・ウォーターパンも含めて芝生に覆われて見えない状態でした。ナチュラルなお庭にはどうしても浮いてしまう樹脂製品・・レンガや枕木や石などで再構築すると統一感が出ます、枕木で蛇口はリスの可愛いものにしました。こうして見ると・・ウッドフェンスや立柱と違和感無く存在していますね。
ここはウッドフェンス案もありましたがアンティークレンガの雰囲気が好きと奥さまの願いを叶えつつ長女のお姉ちゃんの植栽花壇も一緒に造りました。眺めていても飽きない花壇です・・季節毎に植え替える楽しみもありますね。
この土間の周囲にも下草と来春芽を出す球根が埋まっています。コンクリートの隙間から見えるちょっとした草花もお庭にあるとウキウキしませんか?
ここにはレンガの平板にご家族全員の手形が付いたレンガの道があって回りにお好きな植物を植えられるようになっています。後日伺うと早速シクラメン等が植えられていて冬の植物が賑わいを見せ初めていました。奥には小さなウッドフェンスがあり、横板のペイントは子供達と塗った色なんです。
お庭中央にあるアンティーク枕木の立柱郡。その中はナチュラル花壇になっていて・・植栽前と後では全くイメージが変わってビックリしました・・その様子が一番下のリンクからご覧いただけます。朽ちてゆくものと・・芽吹いてくるものの混在は不思議な空間を造るって改めて実感しました。
反対側から見てみると・・なにかジブリの「天空の城ラピュタ」の一場面のような面白さを感じました。これって日本人特有の侘び寂びの感覚なのでしょうかね~特に朝とか夕方には荘厳な柱の中に優しい植物が見事なコントラストを造ります。
実はこの辺りの土間の外周やレンガ下には球根が仕込んであります・・来年の2~3月に顔を出し花を咲かせるクロッカスなど数種と4色程のミックスです。春が終わる頃には芝生も青々としてきて一斉に植物達の成長が始まります・・毎朝窓から見えるお庭の変化にご夫婦と子供達の驚く顔を想像して・・実は私は・・ワクワクしています。